そして、夜。刹那達三番隊の巡察だ。

刹那は、腰に刀を差し、

用意された浅葱色の羽織を着た。

(確か、門の前に集まれと言われたな…。)

そう思いながら、門へと歩を進めていると、

「あれ・・・お前、たしか・・・総司を負かした新入りの・・・」

「刹那です。」

「あぁ、そうそう。刹那だ刹那。」

「えっと、貴方は・・・」

「そう言えば、ちゃんと自己紹介してなかったなぁ!!」

そう言って、男はガハハと笑った。