黒と白


「おい、お前も食べろ、刹那。」 

そう土方に言われた刹那は、

小さく頷くと、開いている席を探した。

「俺の隣が空いている。」

きょろきょろしている刹那を見た斎藤は、

場所を教えてくれた。

「ありがとうございます。」

そのあと二人は会話をせず、

ただ黙々と朝食を食べ続けたのだった。