黒と白


「副長、言われたとおりにきましたが…。」

「あぁ。ちょっと待ってろ。」

そう言って、土方は立ち上がった。

「おい!お前ら!」

土方の一喝に、隊士達は一瞬で動きを止め、

副長の方を見た。

「今日は、新しく入った隊士を紹介する。」

土方に手招きされ、

刹那はやれやれといった様子で前に出る。

「昨日入隊した刹那です。宜しくお願いします。」

「倉吹は、三番隊になった。

同じ隊の奴は色々教えてやれ。以上だ。」

土方が話を終わらすと、

隊士達も食事を再開した。