~金木犀が香る頃~

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気がついたら朝だった―――。


凄く温かくて、とても、気持ちが落ち着く。


あぁ、あの頃はよくこんな感じだった。


クルッと寝返りを打つと優兄のドアップだった。



『――――――――っ!!』


えーっ?!何で優兄が居んの?!

てゆーかここ優兄のベッド?!!


あっそっか。
昨日家に帰るのがめんどくさくて優兄ん家に泊めてもらったんだ。


さっき叫ばなくて良かった。

ふと時計に目を向けると、
時刻は9時10分を指していた。


『きゃぁあ―――――――――っ!!


叫んでしまった。