『美咲、さっきどこ行ってたの?』 『あぁ、えっと、ちょっと屋上に行ってたの。』 ゆづきの質問に答えを濁す。 『…桐谷くんと一緒に?』 体が桐谷の名前にビクっとした。 さっきの事を思い出し、咄嗟に首筋を腕で隠す。 『違うよ、先輩に呼び出されただけ。でも優兄には言わないで!心配しちゃうから…。』 『優さん、過保護だしね。一回一回心配されちゃぁねぇ。』