~金木犀が香る頃~



『行ってきまーす。あっ!パパお弁当は玄関の所置いてあるからね!』


「あぁ、ありがとう。」


弱々しく笑ってくれたパパ。
でも最近元気になってきた方かな?

どうやったらもっと喜んでくれるかなぁー


「おい、挨拶なしかよ!」


ボーッと考え事してたら、おはようも言わないで勝手にサドルに座っていた。


『あぁ!ごめんなさいっ!考え事してて…』

「ん、どうした?」

『忘れちゃったっ!』


アハハと笑って優兄の背中にもたれ掛かった。


てゆうか、いつも送り迎えしてもらってるのやっぱり悪いよなぁ…しかも毎回待たせてるし。


うぅ~ん