『どうしてここに居たの?』

「別に。」


そう言って教室を出ていってしまった。


この時はまだ気がつかなかったんだ――――…

こいつがあいつだったなんてっ!!


さてと、私も一応確認したし帰るとするか…。


桐谷くんかぁ~
よく見たらけっこうなイケメンだったかも


髪は光に当たると少し茶色で、顔は凄い整っていた。


――――――何よりあの漆黒の瞳が印象的だった。