「ご機嫌よう。」
「ご機嫌よう。」
あの方は大門 梓さん。
あちらは水島 美雪さん。
「ご機嫌よう瑠璃様♡」
「ご機嫌よう。真美。」
「教室まで、どうですか?」
私は、首を横に振った。
有意義な、スクールライフだ。瑠那はいないし。みんなから「様」づけだ。
ーガラッー
しぃーん。
あら?いつもなら、「ご機嫌よう。」なのに。 

「ご機嫌よう。皆さん」
笑顔でいった。私は、やっとこさで気ずいた。

黒板に、(龍村 瑠璃は、おやから見捨てられ、何の意味も無い。)

「な•••によっこれ!誰?!まさかぁ•••皆さん信じているの?」


「当たり前ですわ。真美様が、おっしゃったもの。」

嘘でしょう••••••まさか
「真美?本当なの?」
「•••はい。」
不安げに私をみてる。嘘  目が、笑ってる。

「ならぁ~瑠璃様は、負け犬ね!あははは!」

「美雪さん!ちがうわっわたしは!」
梓が、肩を叩いていった。
「ごまかさないでよ~。負け犬さぁん♡」
ーカアアァ!ー

「嫌って!もうっちがうのよ。」
私を、クラスメートが、囲んだ。恐いっ助けてっ!
「真美!何で、知ったの?」
「うるせえな!  真美様でしょう。がっ!」
げしっ
ばしっ 
どすっ
「けほっ!止めて•••苦しいっ」
うっ助けぇ!
だれかぁー!!