BLACKNESS DRAGON ~希望という名の光~


無言で木々の間を歩き進む2人。


DRAGONの事…
ルリとの関係…

自分の知りたい事は、全て聞いた。


真実を知った…



そんな2人の元へ、近づく人影…
木々の間から、2人の前へと姿を現す…


 「ルリ!」


 「?…!アスカ…」


そこにいたのは、短い髪、丸い目…

兵士であるアスカだ。


どうしてこんな所へ…?


ルリは仲間の所へ行くと言った。

やはり、アスカが仲間なのだろうか…



 「ルリ、良かった。無事だったんですね…」

 「無事って…」

アスカは、ルリへと近づいて行く…

その姿は、どこかいつもと違っていた…


どこがどう違うのかはわからない。
しかし、何かが可笑しい…


何故か、胸騒ぎがする…



 「ルリ…」

 「アス…」

ルリに近づくアスカは、力強くルリを抱きしめた…

その行動に驚くルリ。
どうしたのか…アスカは、いつもと違う…



      グサッ…


 「!!」


何かが刺さるような音がした…


何かを刺したような…


鈍い音…




      ポタ…ポタ…



刀の刃から流れる赤い雫…


アスカは、ルリを抱きしめると同時に、ルリの体へと刀を突き刺したのだった…



 「ルリ!」


ルリは刺されていた…


胸から赤い雫が流れる…



突き刺さった刀を体から引き抜アスカ…



それと同時にルリの体がのけぞり、膝から地面へと崩れていった…



ルリの周りが赤く染まっていく…



ルリを刺したのは…アスカだ…