マーガレッドへと銃を向けるナツキ…
彼は傷だらけのその体で、マーガレッドへと立ち向かっていた…
「退け!これ以上、仲間を傷つけるのなら、お前を撃つ。」
震える指を引き金へと添え、いつでも反抗できるように構える…
「次は外………」
威嚇するように言葉を発するが、その言葉は途中で途絶えてしまう…
彼の目の前に、いつの間にかマーガレッドが立ちはだかり、銃を握り締めていたのだ…
「犯行してきたのは誉めてあげる。でも……」
鋭く睨みながら、掴んだ銃をナツキへと向ける…
自分に向けられた銃口…
自分の指の上から添えられた冷たい指…
その銃口を目にしたナツキは、ゴクリと生唾を呑む…
「相手が悪かったね。」
「…ウッ………」
彼の腹部を力強く蹴り、床へと倒れ込む…
それを目にしたマーガレッドは、奪い取った銃を握り、彼に狙いを定めた…
バン……!
鈍い銃声の音が響き渡り、火薬の音が辺りに充満していた…
そしてその後に聞こえたのは、奥へと消え行く、1人の足音のみだった…

