誰しもが見とれてしまうような、そんな姿。
金色の髪が風に靡いた…
かと思うと、そこにあったはずの彼女の姿が、突然視界から消える…
驚き、目を見開いてその姿を探そうとしたが…
「DRAGONを鍛える事。それが貴方の指名……」
すぐ側から囁く声が…
声がしたかと思えば、すぐ近くに長の姿…
かなりの至近距離…
彼女の白い綺麗な肌が目の前に…
彼女の至近距離の顔を見つめていると、彼女は彼の頬に手を添え…
そして……
彼女は彼の唇に、そっとキスをした…
何が起こっているのかわからなくて…
頭の中が真っ白だった…
やっと状況を判断した頃には、彼の周りに光が満ち、キラキラと輝くと共に彼の姿はここから消えていた…
「ご無事で……」
眩い光と、清らかな風が舞い込む中、1人立ち尽くす女性が呟いた…
静かなその部屋に、彼女の小さな声は響いていた…
どこかに消えてしまった少年の元へと飛んで行くかのように…

