鋭く尖らせた瞳は、獲物を狙う、肉食動物のようだった…
ヴェインは、マーガレッドの言いたい事を悟ったように、返事をする…
「あぁ。殺して構わない。」
「殺す……それって、人数制限あり?」
「いいや。お前の自由だ。」
その言葉を聞いたマーガレッドは、舌なめずりをし、ニッと笑った…
そんな彼女を見て、ヴェインは微かに鼻で笑う…
窓枠から飛び降り、すぐさま任務に移ろうとするマーガレッドを片手を挙げ制止させると、ヴェインは付け足すように言った…
「ただの人間共はいくら殺そうが、殺すまいが構わない。ただ…」
「ただ?」
「必ずやってもらう事。それは………DRAGONの長の命を奪う事。」
目を細め、くれぐれも忘れない事。と念を押す。
するとマーガレッドは、わかったよ。とだけ返事をすると、サラと同じように姿を消した…
再び静まり返った暗闇の中…
たった1人で椅子に座るヴェインは足を組み直し、これから起こる事を楽しみに待つかのように、口元を緩めていた…

