BLACKNESS DRAGON ~希望という名の光~


時は、刻一刻と進み続ける…

時計の小さな秒針が、リズミカルに時を刻む音を奏でていた…



その音が、自らの鼓動の音と重なる…

額には汗が浮かび、頬を伝って行くのを感じた…




椅子に腰掛けた2人は頭を抱え、
1人の男性は資料をグシャリと握り締める…
立ち尽くす少女は涙を流し続け…



誰しもが、諦めかけていた…




もう、彼女を救えないと…
もう、何もできないと…


諦めかけていた…




息をしない彼女を見る事ができず、目を反らす…

血が滲む程唇を強く噛み締め…
グッと握った拳は、開かれる事はなかった…











だが、そんな時…
思いもしない事が起こる…


誰も想像しなかった…
誰もが驚く出来事が…