LOVE SONG


その二日後。
事務所で寛いでいるCityNoiseの元に、

「渋座っ!」

と、大きな声を出してマネージャーが部屋に入って来た。

「はい?」

成田はぼーっと、慌てているマネージャーを見た。

「これは何だっ!これはっ!」

マネージャーは四人が囲んでいるテーブルの上に、バンッ!と叩きつけるように、写真週刊誌を開いて置いた。

「ん?」

四人はその雑誌を覗き込んだ。