LOVE SONG

「なるほど。愛してることに気づかないこともあるってことかな。じゃ、最後に、岡林くん。ん?どうしたニタニタして?」

「あ、すみません。『愛』ですよね。それは人間の本質じゃないですか?」

「ふ〜ん。こうやって、聞いてみると、微妙に四人とも違うんだけど、それがそのまま曲にも出てるって思ってもいいのかな?」

「そうですね」

と、岡林。

「じゃ、向かいのレストラン予約してあるんで、続きは食事しながらって事で」

「やったあ」

CityNoiseがレストランに入ってメニューをあーだこーだと選んでいる頃、岩崎舞子のレコーディングも昼食の為、一時中断していた。