中里は瞬きをバチバチしてからそのまま無言で自分の机に戻り、再び原稿用紙に向かった。
「図星だな、ありゃ」
春木はニヤリと中里を見た。
そこに、事務所の電話が鳴り、中里が出た。
「はい、春木事務所です」
電話の相手は今書き上げた詞を歌う、岩崎舞子のプロデューサーからだった。
「中里さん、お願い出来ますか」
「中里哀華なら、私ですけど」
「あ、中里さんですか?春木先生から、聞いてらっしゃるとは思いますが、岩崎舞子の詞、書いて貰えますか」
「図星だな、ありゃ」
春木はニヤリと中里を見た。
そこに、事務所の電話が鳴り、中里が出た。
「はい、春木事務所です」
電話の相手は今書き上げた詞を歌う、岩崎舞子のプロデューサーからだった。
「中里さん、お願い出来ますか」
「中里哀華なら、私ですけど」
「あ、中里さんですか?春木先生から、聞いてらっしゃるとは思いますが、岩崎舞子の詞、書いて貰えますか」



