「ああ、頼むよ」

「えっ、けど、私、今、CityNoiseの事で頭いっぱいなんですけど」

「そこを頼むよ。もし、これでこの子が売れたら、それから次、何曲かはきっと中里がやることになるぞ。なかなかいいだろ?」

「そりゃまぁ、長い目で見れば、そうでしょうけど」

「これはな、14歳の女の子のだからCityNoiseとは、全く違う世界観だ。だから、視点を変える事によって、CityNoiseの詞にも新鮮さが出てくるんじゃないかな」