静まり帰った校舎裏の水のみ場。 冬場だったらもう落ち始めるような陽の位置もまだ高い。 まだ照り付ける太陽がほんの数時間前までは希望に道溢れるように感じる物だったのに、今はどんなに明るく照られても心は晴れない。 結局、試合は負けてしまった。 気持ちばかりが焦って、周りが見えて無かったせいで俺と同じように、ボールを取ろうとした後輩にぶつかり転倒。 ボールが転がり、その隙に相手チームは塁に滑り込み、俺達の夏は…終わった。