「あれクビにしていい?」


「社長になって見返してやれ」


親父はあくまでも笑顔だったが目は笑っていなかった



「社長、取引先からお電話です」



親父は秘書に連れて行かれ俺は1人で会社を回ることにした



………にしても



「イケメン〜!」


「誰あの子」



ヒソヒソヒソヒソうぜえ




「………チッ」



舌打ちをした瞬間



「あの〜すみません」



女が話かけてきた