でも、彼がため息を吐いていたから。 私に呆れていたから。 私はそれに耐えられる程の強靭な心臓は持っていない。 本当は 「好きだよ」って、 「ずっと一緒にいたいよ」って 言いたい。 でも…、そんなことを言ったらそれこそ彼に嫌われてしまうかもしれない。 そんなことになったら、 寂しさで、 切なさで、 私はどうにかなってしまうだろう。