「お帰り」





「ただいま姉さん」







姉さんとは、あたしの2つ上の姉、水澤ともみ。






「もしかして羅乃、秋弥くんと何かあった?」





「姉さん!あたし秋弥にコクられたの」





正直、嬉しかったから

姉さんに隠すことは出来なかった。





「よかったね羅乃!妃菜乃も喜んでるよ」






…妃菜乃。





妃菜乃、喜んでくれてる?