ーー3:あたしの気持ちはーー



次の日から
あたしは琉生君の記憶を
探すために───



何かしたわけではなく

逆に何をしてあげたらいいか
わからなくて。



琉生君としゃべると
妙に緊張するし…


廊下をフラフラしていた




「琉歌さん?」