「…雀ちゃん…本当に綺麗…」
桜吹雪て共に舞う雀ちゃんはまるで桜の精のよう…
見る者全てを虜にする雀ちゃんの巫女舞い。
朱雀に弾かれたおでこをさすりながら雀ちゃんの舞いを見ていると、突然空気が変わった。
「…これ…は………」
あたしは席から立ち上がり、周りを見渡す。
「妖の気配だ」
朱雀は刀に手をかける。
「未来を…変えなきゃ…」
「未来…?」
あたしの呟きを不思議に思ったのか、朱雀はあたしをじっと見つめてくる。
「朱雀…未来は…変えられるよね…?」
変えられるよね…
変えられない未来だけじゃないよね…?


