先見の巫女


「…闇より来たれ…」


自分の意志とは関係無しに言葉を紡ぐ。


駄目…駄目だよ…
このままじゃ………


『失墜せし四神、青龍の御霊…黒闇龍よ…』


嫌だ…嫌だ………


『我に委ねればよかったものを…
お前を地上へ戻したのは
間違いだったな』


地上へ…戻した…?
何の…事なの…?
この声の主はあたしの事を知ってるの…?



「我を…依りまし…とし…」


体が言う事を聞かない…
あたしはまた……
一人ぼっち……



「行かせねぇっつたろ!!!」



―バチバチバチッ


…炎が見えた。
明るくあたしの心を照らすように強く…