先見の巫女



あれから数ヶ月…
黒闇龍の姿が見当たらない。


「…黒闇龍……」


何処へ行ってしまったの…?


翡翠龍と黒闇龍はいつも私の傍にいてくれた。
人と神の間に生まれた私を
同じ神として育ててくれたのだ…


それゆえに二神に対する感情は深く大きい家族に向けた愛情…


黒闇龍が心配だった…
何処かへ行ってしまうような気がして…


「羽優、すでに我々以外の四神が使い手を選んだ」


翡翠龍の言葉に羽優は深いため息をついた。


「私達も急がないとね…」


そうは言うものの、頑張る気力が出てこない。
黒闇龍が心配だった…