「ハッ!!!」 ―ガキンッ…ザシュッ!! 星雪の槍が妖の体を貫くと同時に妖は一瞬にして凍り付き粉々に砕けた。 「す、すごい………」 これが…玄武の力…… 水と氷を司る神の力…… 「雛菊っ!!後ろ!!!」 星雪の叫びに後ろを振り返る瞬間ー… ―ザシュッ!!! 「…ぁ……え…?」 血とは言い難い真っ黒い液体が飛び散りあたしの頬に付く。 そしてあたしに襲い掛かっていた妖は灰となって消えた。 「な…に………?」 驚いて腰が抜けたのか、地面に座り込んでしまう。