「………ん…」 目を開けると綺麗な花畑に横たわっていた。 ゆっくりと体を起こして周りを見渡す。 「あたしは確か………」 黒闇龍の中で眠っていたはずなのに… 「これは…夢なの…?」 あの闇の中にいたあたしが何故…此処に? 「ねぇ…ねぇ黒闇龍…」 何度呼びかけても応えてはくれない。 ねぇ…どうしてあたしは此処にいるの…?