先見の巫女



『雛菊!!!』


そこに朱髪の青年が現れる。黒闇龍に向かってあたしの名前を叫ぶのは…


…朱雀……?


『雛菊止めろ!!お前はこんな事望んでいないだろ!!』


…何……?


『雛菊…雛菊を返せ…』


ボロボロになりながら永久朱雀を握る朱雀。


『愚かな人間よ…滅びるが良い…。我が望むはこの女の体だけだ…』


具現化している黒闇龍…


もしかして……



『やっと手に入れたのだ…やっと!!!!』


あたしは…まさかっ…
京をこんなにしたのは…


……あたし……?


『雛菊ーーーーーーっ!!』