「良く言ったな帝」
あたしのすぐ後ろから聞こえた声に、帝とあたしは振り返る。
そこには不敵な笑みを浮かべた朱雀がいた。
「それでこそ帝だ」
ガシガシッと帝の頭を撫でる朱雀は弟に対する態度と変わらなかった。
「あなたは良い帝になる…。立場や地位だけの帝では無く…ね…」
きっと立派な帝になるだろう…
だから…
「自分で見て、感じたモノを信じて…決して他人の意見や話しだけを頼りにしては駄目。あなたの考えや行動はあなただけのモノなのだから…」
帝にはまだ難しいかもしれないけれど、帝は素直に頷いた。
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