「運命を…変える……」 天狗達の言葉に自分の心が揺れる。 自分の運命も…変えられるのだろうか… 「…雛菊……」 朱雀が何か言いたげに名前を呼んできた。 何も言えずに笑顔を返す。お互いに何も言わなかった。 否、言えなかった… 「…行きましょう」 あたしの一言に全員が頷く。向かう先はただ一つ。 この山の奥にある 『奥狐神社』 奥狐の眠るその社は天狗の長でさえも足を踏み入れる事は許さないという…