先見の巫女



『禁忌の赤子だ!!』

『殺せ!!殺せ!!!』


まだ生まれたばかりの人間の赤子は何も知らずに穏やかな寝顔を見せている。


この赤子に罪は無い…
まだ生まれたばかりの命を奪おうとする。


『やめて!!私の子なのです!!』

『どうかお許しを!!!』


例え禁忌の赤子と言われても我が子は愛しい…


『ならぬ!!禁忌の赤子なのだ!!生かしてはおけん!!』


『嫌ぁ…嫌あぁぁあああっ!!!』


母親の悲痛な叫び…
こんな悲劇が何度繰り返されたのだろうか。