『愚かなる天狗よ…』
美しくも残酷な狐のような姿をした神は言葉を発する。
『汝等が犯した罪を永久に忘れぬように呪いをかけようぞ…』
神は怒り、天狗は自らの罪を酷く嘆いた。
"ただ愛しただけなのに"
受けた罰は残酷で逃げられない罰となった。
長い命を持つ天狗にとって、長い罰の始まり…
『どうか…どうかお許しを!!!私は構いませぬ!!一族の者だけはっ…』
『ならぬ…一族とは生を共にする者達の事を意味指す。一人の罪は一族の罪なのだ』
天狗が犯した罪は許されない物だ。でも…
この神が犯した罪も許されない。
神であろうと何だろうと…生を持つ者の命を奪う事は許されないのだ。


