「寛貴!!!写真っ‥‥‥‥とって。」





寛貴は戸惑いながらも
あたしととってくれた。



その写真、
本当は最高の笑顔でとりたかった。




でも なぜか顔が引き攣ってた。





「ありがと★じゃあね。」



あっさりと言い あたしは寛貴とバイバイしようとした。


後ろを振り向かずに。

美波の元へ行こうとしたその瞬間‥‥‥












「山下!!!」

後ろから声が聞こえて来た。
一瞬にして


寛貴の声だと


わかった。