説明を終えた美代は脱衣場から出ていった。
一人になった俺は小さく息をつく。
「ふぅ…」
なんだか流れるようにここまで来たけど…
そしてふと俺が顔をあげると
洗面台の鏡が目にはいった。
そういや俺…
どんな風になったんだろう?
人間になったのは良いけれど、今の俺ってどんな奴なんだろう。
好奇心から恐る恐る鏡をのぞきこむ。
そしてドキドキしながら前を向くとそこには見たこともない男が写っていた。
これが…俺?
俺が頬にふれると鏡の中の男も頬に手をやった。
俺は前屈みになり鏡をまじまじと覗く。
そこにいるのは白い肌にミルクティーのように薄い茶の髪の俺。
元が白ウサギだけあって全体的に色素が薄い感じだ。
薄い茶色の大きな瞳には昔の面影で少し青い色も混ざっていた。
なんだかすごく不思議な感覚だ
これが俺なのか。
にっと笑うと鏡の中の俺も笑った。
「…気持ちわる」
自分の行動と姿に戸惑いながら俺は鏡に背を向けた。
そしてバサッと服を脱いで風呂に入った。
一人になった俺は小さく息をつく。
「ふぅ…」
なんだか流れるようにここまで来たけど…
そしてふと俺が顔をあげると
洗面台の鏡が目にはいった。
そういや俺…
どんな風になったんだろう?
人間になったのは良いけれど、今の俺ってどんな奴なんだろう。
好奇心から恐る恐る鏡をのぞきこむ。
そしてドキドキしながら前を向くとそこには見たこともない男が写っていた。
これが…俺?
俺が頬にふれると鏡の中の男も頬に手をやった。
俺は前屈みになり鏡をまじまじと覗く。
そこにいるのは白い肌にミルクティーのように薄い茶の髪の俺。
元が白ウサギだけあって全体的に色素が薄い感じだ。
薄い茶色の大きな瞳には昔の面影で少し青い色も混ざっていた。
なんだかすごく不思議な感覚だ
これが俺なのか。
にっと笑うと鏡の中の俺も笑った。
「…気持ちわる」
自分の行動と姿に戸惑いながら俺は鏡に背を向けた。
そしてバサッと服を脱いで風呂に入った。



