部屋で一人っきりになってさっきまでの状況を思い出してみる。



星宮くんはあたしを知っている。


でも思い当たることは無くて…………。



『全然、わかんないよ……』


何故?

星宮くんを見る度に鼓動が速くなるの?




あたしのお隣りさん。


甘くて危険………。



あたしの胸の中に小さな感情が芽生えていた。


でも。この感情は何なのか、今のあたしにはわからない。