「……れ…ん?」 「お母さん……」 「お母さんまた…ごめんなさい」 「大丈夫だから…」 大丈夫じゃないよ。 もう嫌だよ本当は…。 辛くて辛くて仕方ないよ。 「ごめん…部屋行くね」 涙をこらえて部屋にむかった。 ガチャ 「う…ひくっ」 溜めてた涙が一気に溢れ出した。 「も……やだっ…」 それからずっと泣いた。 涙がとまらなかった。