問題ばかりおこしてた、お姉ちゃん。 両親はいつも呆れっぱなしだったけど、案外お姉ちゃんの事大切に想っていた。 部屋に入るなり、ベットにダイブ。 不意に彩の顔が浮かんだ。 今日、来るかな? 昨日いきなり問題おこしたらしいし。 停学とかになってない事を祈る。 「いってきまーす」 ……返事はなし。 前は笑顔で見送ってくれた。 早く彩に会いたい。 早く彩と話がしたい。 その一心で学校に向かった。