ガチャン


玄関が開いた音で目が覚めた。


いつの間にか2時間ほども眠りについていた。


学校でも3時間寝たのに、よく寝るよ…。


自分で自分を呆れた。



「おい!クソガキー居んのかー?」

「えー!ガキ居んの?」



父親が女を連れて帰ってきた。


私はその場を離れようとした。


ガシッ


父親に腕を思いっきり握られた。