「彩ちゃん。あなたは確かにここに居ちゃいけないかもしれない。だけどあたし達は彩ちゃんに居て欲しいの」
「………」
私は大きな罪を犯した。
悲しんだのはこの家族だけじゃない。
私だって苦しんだし悲しんだ。
そう分かっていながらもここに居る私。
いつかは離れなきゃいけない関係。
でも、もしかしたら離れられないのかもしれない。
そんなことは誰も知らないしわからない。
ただ一つわかること。
私はこの家に居たい。
この家族と一緒に居たい。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…