恋のお父さんにも同席してもらった。


しっかり伝えなきゃいけない。


私は知っててこの家に居るのだから。



「今から話す事は嘘じゃない。全て本当の事です」



緊張感が部屋全体に走る。


恋は今にも泣きそうな顔をしていた。


恋の両親は不思議そうに私を見ていた。


話していいんだよね…。