「何度も死のうとした。でも生きろってな…」



高橋は今まで出会ってきた警察の中で何か違う。


私ばかりを目の敵で見てる警察ばかりだと思っていた。


でも高橋だけは…違う。



「とにかく死ぬなよ…」

「死なねーよ、バーカ」



次の日も、また次の日も高橋は私の話を聞いてくれた。


そんな光景を他の警察たちは嫌な目で見ていた。


高橋は…平気なんだろうか。