私は少女がいたところへ向かう。



「なんだ…あいつ」



私が入ってきたのにも気づかないし。


それより少女が言ったお姉ちゃんと言うのもわからない。


それに、何で空見上げて泣いてたんだ…?


バカな私にはわからない事ばかり。


……てゆーか、なんで名前も知らない奴の事気にしてる?


なんで?


でも………あの背中…。


寂しくって…………。


悲しくって……………。


ほっておけない…………。


気にしても仕方ない。


いつの間にか眠りについていた。