「んーおいしー」 「……そんなに食べんの?」 テーブルの上には、ありとあらゆるケーキが5種類。 「彩も早く食べなよ」 恋が買ってくれた抹茶ケーキを一口。 ………おいしい 甘くなく苦くもない不思議な味。 「…どう?」 「……これなら食べれる」 「やっぱり!ひと口ちょうだい」 この味にはハマりそう。