「……入るか?」 「え?あっうん…」 恋は始めてみる光景にビビってる。 「飲み物も何もないから…」 「気にしないで」 服、下着、化粧品、枕、充電器……。 必要だと思うものをひたすら鞄につめた。 「彩のアルバムも持ってきてね!」 まんべんの笑みで言った恋。 「ばーか」 私もなんだか嬉しくなった。