車の中では龍姫の知らない洋楽が流れていた



そういや獅輝に挨拶せずに出て来てしまった...

てか夜はずっと俺に付きっ切りだったけど

仕事大丈夫だったのかな...




ト「龍姫さん、今4代目のこと考えていますよね。」

ミラー越しに後部席へと座っている龍姫へとチラっと見つめた


龍「なッ!!」

なんで俺の考えていることがわかったんだ!?



トキさんもしかして...







エスパー!!?



ト「クスッ、エスパーではありませんが龍姫さんはわかりやすいんですよ。
顔に書いてますからね♪」


エスパーじゃなかったんだ!!

てか俺ってわかりやすいんだ。

知らなかった...



ト「今羽柴組の情報集めやらで4代目忙しいんですよ。
だから龍姫さんに4代目から伝言です。

何かあったらすぐに電話しろとのことです。」


龍「わかった、ありがとう。」


ト「でも4代目は屋敷にいないので電話してもすぐに駆け付けれませんね。

ですから何かあったら私に電話して下さい♪

あッ、繁華街につきましたよ。」


車が止まり外へと出るとこないだ凛と来た場所へと着いた



龍「ありがと、トキさん。
じゃ行ってきます♪」

ト「本当気をつけて下さいね!!」



手を振り、夜の繁華街へと消えて行った龍姫



まァ龍姫さんはお強いですし。

刀を持って行ってますしね....

でも女性ですからね。


トキは心配しつつ車をもときた道へと走りだした