豪華絢爛




上「どうやら綾神さん、若い者に気に入られたようですね!」

クククッ、姉さんって呼ばれちゃってるし!!!!



上島は先程の光景を見て笑っていた


ト「4代目が心配しなくても、龍姫さん本人が組員達の心を掴んでいるみたいですね。」


獅「あァ、そうみたいですね。トキ。」

心配するほどでもなかったですね....

やはり人を引き付ける何かが龍姫にはある...






羽「兄様、本当龍姫姉ちゃんはおもしろいね♪
今までとは違う女だね。

だからさ、羚夜と朔夜にも見せてあげてたんだ♪」


縁側に座っていた羚夜と朔夜は立ち上がると

獅輝へと頭を下げた




朔「4代目のボディーガードと知っていながら手を貸さず、すんません。」


獅「お前達が気にすることはない。
獅羽の守り役のお前達とも関わると思うが、龍姫と仲良くしてやってくださいね。」


羚「もちろんですよ♪」

変わったな...

あんなに女は性処理道具のように扱ってた4代目が

一人の女を気にかけるなんて。





朔「あッ、こんな時間や。
獅羽さん、射撃トレーニングの時間になってしまいましたよ!」


羽「え〜、僕も鬼ごっこに参戦したかったのに!!!
ねェせっかくの休日なんだからさ、今日は休みにしようよ?」



羚・朔「「却下」」


獅羽のウルウル涙目作戦も虚しく、羚夜と朔夜にがっちりと腕を捕まれトレーニング室へと連行されて行った