龍姫と若い衆との闘いを呑気に観戦している人物がいた
「それにしてもあの若い姉ちゃん、ほんとに堅気なんですか?」
縁側に座って優雅にお茶を飲んでいる獅羽へと問い掛けた黒髪の男...
獅羽の右側へと座っていた
前髪をピンであげ、髪はワックスでツンツンに立てて
耳にはたくさんのピアスが光っており、黒いスーツに身を包んでいた
顔は童顔でかわいらしい男だった
羽「ズズ〜ッ。
やっぱ縁側で飲むお茶は格別♪
羚夜(レイヤ)、龍姫姉ちゃんに興味持ったの?
あの人は堅気だよ♪」
飲み干した湯呑みを左側に座っていた金髪の男へと渡した
「獅羽さん、これとめんとやばいんとちがいます?
4代目のボディーガードと若い衆が喧嘩したことが獅輝さんの耳に入ったら...」
羚夜と呼ばれた男と顔立ちが似ているが、少しこちらの方が大人っぽさが感じられる...
羽「朔夜(サクヤ)は本当心配性だな♪
大丈夫だよ、怒られるのは僕等じゃないからほって置いて。」
羚「それにもうとめる必要ない。
あ〜ァ、あんなにおったのに終わったんかい。
呆気ないわ〜」
羚夜の言う通り、あっという間に龍姫は若い衆を倒してしまった
龍姫の周りには男達がボロボロに倒れていた
