ここは中高一貫の学校

白凰(ハクオウ)学園



ここは白凰(ハクオウ)学園
高等部・2年B組の教室


「スー....んッ..スー....」

授業中にも関わらず一人豪快に机に顔を置き、よだれを垂らして爆睡中の女がいた

きめ細かな白い肌で、長い漆黒の髪で綺麗な顔立ち...

美人の名に相応しい生徒だ




そんな生徒をお構いなく

黒板に向かって黙々と授業をおこなっていた先生.だったが


眉間にしわがいき、さすがに痺れを切らしたのか


「綾神 龍姫 (アヤガミ リュウキ)...綾神!!起きろ!!!!!」


怒鳴り散らすと持っていたチョークを窓際の1番後ろで寝ている龍姫へと投げた!!!


バシッ!!

「.....スー...」


起きているかのようにチョークを手で掴むと、また寝息をたてて眠りだした



「ちッ、また取りやがったか...」

それを見た先生はため息を吐くと新しいチョークを手にした

「アハハハッ!!!毎回綾神に取られてやんの!!」

「マジ笑える!!!!」


その光景を見ていたクラスの生徒は爆笑していた