中に入ると出迎えの組の者が一人もおらず

ハゲのオッサンただ一人が待ち構えていた



「御海道組様一行、わざわざ来て頂きありがとうございます。
那智坊ちゃん、もお久しぶりでございます。
皆様方を頭の所へお連れ致します....」

そう言って屋敷の中へと案内役をしてくれた


このハゲのオヤジ...
厳つい顔して言葉遣いがめッちゃ丁寧じゃん!!!


そんなことを龍姫は思いつつ歩いていると広い座敷へと入った




大きな机の向こう側の真ん中に目つきの悪い男が座っており


その横にパンチパーマの髪型の男が座っていた



「御海道組の方と那智坊ちゃんをお連れしました」


案内してくれたオヤジはそう言っておもむろに部屋をでていった



「まァ座ったらどうです?」

獅「ではお言葉に甘えまして...」

獅輝はそう言って座り、その横に龍姫・那智・樹・蓮が座り

後ろにトキと上島が越しを下ろした