あれ以上機嫌の悪い獅輝と話したくなかったから

思わず切ってしまった...
しかも現地集合って言っちゃったし...

はァ...

龍「ってことで那智!
獅輝が羽柴組に乗り込むらしいから、那智も父さんと話しつけろ。
そんで目を覚ましてやったら一石二鳥じゃん!!」

那「ちょっと、待って!
御海道組と一緒に敵である俺が乗り込むって、有り得ないだろう!!」

そんなことこの世界で前代未聞だよ!?


龍「ここにいても仕方ないだろ?
このままじゃ何にもならないだろ。
拒否権はなし!!
さァ羽柴組に行くぞ!!!」


那「本当龍姫には敵わないよ。
まァそれもいいかもしれないね♪」

無理矢理自分を説得する重い腰を上げた



蓮「じゃ那智と無二の親友の僕らも一緒に行かさせてもらうよ♪」

樹「二人だけ行くなんて狡い!!
俺も行くし♪」


那「お前ら!
これは族の喧嘩とは違うんだぞ!!
行かせる訳ないだろう、ここに残れ!!」


那智の怒る姿に思わず龍姫はビクっと震えた



那智はこの二人が大切だから行かせたくないんだ。
まァヤクザの抗争に友を巻き込みたくないわな。


樹「那智が言うことは正しい。
でも俺らは、那智に拾われんかったら人として死んどった身や。
ヤクザの抗争なんか怖くないし。」


蓮「そうだよ♪
ヤクザなんかぶっ殺すしてあげる!」